知の創造プロジェクトに係り,
平成24年度の知的システム開発工房の講習会として,下記の通り「 UML&Javaセミナー」を開催いたしました。
近年,実際のソフトウェア開発の現場において,UMLが多く利用されてきています。
実際のソフトウェア作成の際には、設計図(モデル図)が必要となります。
UML(Unified Modeling Language)は、そのモデル図を描くために広く利用されている仕様記述言語です。
UMLを利用してプログラムをモデル図で表現することに関しては,以下のようなメリットがあります。
・プログラムの作成が効率的になる。
・プログラムの機能や構成を可視化することにより,メンテナンスが容易になる。
・チームでソフトウェアを作成する際に,進捗程度などの情報を共有することが容易になる。
本セミナーでは,実際にJavaプログラムとUMLによるモデル図を対比させながら,実践的な演習を中心にして講習を行いました。
UMLを使ったソフトウェア設計手法は,将来のためだけでなく,今後の演習等に必ず役立つと思います。
以下の内容で3日間,UML&Javaを学ぶことができました。
・ システム開発におけるUMLの利用方法
・ オブジェクト指向,Java,開発プロセス,UML
・ オブジェクト,クラス,オブジェクト指向の3大概念
(カプセル化,継承,ポリモーフィズム)
・ クラス図とシーケンス図の描き方
・ モデルとJavaソースコードの対応付け
・ Javaプログラミング演習問題
ご参加 ありがとうございました。
知的システム開発工房事務局 三浦・松井 3/29